NY金
パウエルFRB議長は上・下院での議会証言でも早期の緩和縮小などを否定する従来の慎重姿勢を強調。しかし、ワクチン接種も進行し、感染者数も徐々に減少、一時停滞していた失業保険申請件数の減少傾向再開など、好調を示す経済指標も目に付き、景気回復基調加…
半期に一度の議会でのFRB金融政策報告では「経済の完全回復まで」金融政策による強力な支援継続が明記され、ことある毎にパウエルFRB議長は市場の楽観姿勢を諌めるように慎重姿勢を明確に示唆してきました。実際にインフレ2%は一時的には上昇することがあっ…
米1月雇用統計では、雇用者数が前月比+4.9万人とまたもや低調。想定外の前月比マイナスとなった12月(-14万人から-22.7万人へとさらに下方修正)から1月はその反動も想定され、コロナ禍とはいえ+10万人程度の事前予想に対して結果はその半分。 労働市場の回…
第46代米国大統領にバイデン氏が就任した週。 トランプ前大統領不在、この時点で正式承認された新政権の閣僚も不在、副大統領には女性初、黒人初、アジア系初のカマラ・ハリス氏など異例づくめの就任式を無事終え、バイデン新大統領はトランプ時代終了とバイ…
11月の大統領選以降のドタバタは政権移行間際まで続き、米国の分断懸念となって2021年の重要なリスク要因の一つとして、今後も警戒されることになりそうです。 それでも、なんとかバイデン新政権が無事スタートできそうな状況にもなり、年初からのバイデン期…
年明けの急騰で三役好転スタートとなった2021年のNY金、その勢いは1週間と持たずに急反落。11月末安値を起点に1ヵ月余り続いた上昇チャネルを下方ブレイクすると下げ幅を急拡大。一転して今度は三役逆転をかけた攻防へと追い込まれる、厳しい年明けとなりま…
年明け時間外のNY金、年末の1890ドル台から1900ドル台へと水準を切り上げてのスタート。ドル安と株安の流れとともに堅調推移となり、日本時間午前の時点で1920ドル台へ。 雲を上抜けて三役好転となる確率が高まる状況に。 このまま大きく崩れずに2021年初日…
2020年も残り1週間、NY金は今年、9年ぶりに過去最高値を更新し、史上初めて2000ドルの大台を超えた節目の年となりそうです。 コロナショックで急騰したイメージもありますが、NY金の価格高騰局面はそれ以前から続いており、今年1月時点で既に1600ドルに到達…
ファイザーのワクチンは英国、カナダ、米国の他、中東でもバーレーン、サウジアラビアで承認済となり、日本でも承認申請。実際に初回接種を受けたのは4カ国で110万人余りとの報道も。また、米国では一般接種を促すためにテレビ中継でペンス副大統領も接種を…
英国ではファイザー・ビオンテック連合のワクチン接種が8日からスタートし、11日には米国でも同ワクチンの緊急使用が許可。 コロナ時代のワクチン・フェーズが本格始動した12月第2週。ただし、一般全体に広く行き渡るまでには数ヵ月以上の期間が予想され、未…
バイデン・ワクチン相場のリスク選好で11月には大きく水準を切り下げたNY金、結局月末まで下げ続け、30日安値で1767.2ドルまで下落。 結果、今年3月安値から8月の最高値までの上昇局面に対する調整としては、半値戻し(1770.1)をしっかり達成した時点で下げ…
ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ。合言葉のように新型コロナウイルス対応ワクチンの進展状況が日々伝えられ、一般への供給拡大も現実味を帯びる状況となるなか、3社以外にも追随する製薬会社もあって今週は「来年夏までに10種類程度のワクチンが出揃う…
11月9日の米製薬大手ファイザーのワクチン治験の好結果報道以降、米モデルナ社のワクチンでもファイザーを上回る結果や保存性に優れる結果なども発表され、英製薬大手のアストラゼネカではオックスフォード大学との共同開発ワクチン候補が高齢者に対して好結…
米大統領選は7日のバイデン勝利宣言から1週間経過後もトランプ大統領の敗北宣言はなし。 7日の大勢判明後にも開票作業は続き、NY14日朝時点で総得票数では540万票超の差をつけ、バイデン氏は選挙人を306まで伸ばし、トランプ大統領は232。過半数の270人を大…
投開票日から3日が過ぎても決着しない米大統領選、それでも過半数に手が届きそうなところまできたバイデン陣営は政権移行チームを見切り発進。 開票直後には接戦が続き、一時乱高下状態となったNY金も、ドル安の流れが急速に進行したことに支えられ、週末ま…
大統領選前の1週間、決戦は法廷へ?との見方も飛び出すなど混戦模様の大詰め。主な世論調査や賭けサイトなどでは圧倒的にバイデン氏優勢も、一部では根強く残るトランプ逆転説。30日に発表されたラスムッセン社の世論調査では激戦州の一つノースカロライナ州…
大統領選まで残り1週間、最後のテレビ討論会では人が変わったように冷静さを取り戻した(or装った)トランプ大統領。優勢が続くバイデン氏を猛追との見方もあり、4年前の再現を期待(or警戒)する向きも増えつつあるようです。 ロイター報道によれば、23日時…
米国では追加経済対策を巡る協議が平行線、大統領選前の合意は難しい状況となり、欧州では新型コロナ感染再拡大がとまらず主要都市での行動規制があちこちで再開、英国とEUとの通商協議はまとまる気配もなく、最後の最後に来て合意なきブレグジットへの警戒…
トランプ大統領の新型コロナウイルス感染から1週間。一般人ではありえない電光石火の入退院劇となって5日夕方には退院、ホワイトハウスへ帰還するプロモーション動画を公表。一時的には重症か?との見方もあった状態から手厚い治療を受けての早期退院は、感…
大統領選に向け、第1回めのテレビ討論会を終えてトランプ・バイデン両者への失望感もあったなかでとりわけトランプ大統領の割り込み、ルール違反への非難の声も多く、支持率縮小にも失敗した様子のトランプ陣営。主催者側のルール変更示唆に対しても拒否表明…
9月後半、これまで買われ過ぎてきた欧米株の調整も進行し、リスク回避的なドル高の流れも強まり、保ち合い推移となっていたNY金は調整再開。 一目均衡表の雲の上限との攻防に敗れる形で保ち合い下放れ、急落局面を形成すると1900ドルの大台を割り込むと6月安…
今週のFOMCでは、2023年までの経済見通しやFF金利見通しなどが新たに追加され、ゼロ金利見通しの長期化が示されることにもなり、チャート的には高値更新後の三角保ち合いが続いた状態で一目均衡表の雲の上限にちょうどぶつかるタイミング。 これまでもしばし…
2019年夏、それまで5年余りNY金の高値抵抗水準として上値を押さえ続けてきた1350ドル近辺を完全に上抜け、上昇トレンドがスタートしました。 最初の高値ピークとなったのは9月4日高値1566.2ドル。 急騰局面を形成し、過去5年間の高値抵抗水準からは200ドル余…
8月上旬に世界初の政府承認となったロシア製新型コロナウイルスのワクチンについて、外部専門家の検証で全ての治験者に抗体反応が見られ、特段の副作用も確認されなかったことが報じられ、ちょっとしたサプライズに。その他ワクチン開発進展報道なども複数報…
NY金はこの夏場、6月5日安値1671.7ドルから下値を切り上げる上昇トレンドを形成中。8月7日には2089.2ドルまで上昇し、過去最高値を更新。そして、この8月7日高値を起点に上値を切り下げる短期下落トレンドも形成中。 夏場の上昇トレンドと8月の下落トレンド…
バフェット効果や長期金利低下とドル安の流れにサポートされ、週前半は押し目買い。 FOMC議事要旨でのハト派色緩和やユーロ高ドル安の巻戻しの流れが重石となり、週後半には戻り売り。 結果的には押し目買いか、戻り売りか、2パターンを予想した1週間前から…
一本調子で買われ過ぎた流れからの急速な巻き戻しで大幅調整となった8月前半のNY金。 1週間前に予想した調整目安の最大、3番目の1930ドル近辺を達成。 一時的には更に一段安、6月5日安値から最高値までの半値戻し(1880.5)も達成しましたが、38.2%戻し(19…
押し目待ちに押し目なしの状態となり、バンドウォークが続いて2000ドルへの抵抗感もほぼないまま、過去最高値を更新し続けて2100ドル手前まで水準を切り上げたNY金。 久々に注目度が高まった米雇用統計をきっかけに、ようやく待ちに待った押し目形成への動き…
過去最高値更新も時間の問題か、という状況にもなってきたことから、「この夏には2000ドルの大台トライへ」と予想したのが1週間前。 7月最終週、わずか1週間でNY金は過去最高値更新と2000ドルの大台トライも達成してしまいました。 週明けの27日に過去最高値…
NY金価格は7月26日時間外(日本時間27日正午頃)、過去最高値を更新。 これまでの過去最高値は2011年9月6日に記録した1923.7ドル。 最高値更新は時間の問題!?NY金は2000ドルを目指す勢いも?(7/26) 斜行三角保ち合いのNY金、頂点はこの夏1900ドル台へ(7…