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早期利下げ観測を追い風に最高値更新トライへと向かうNY金

早期利下げ観測を追い風に最高値更新トライへと向かうNY金

雇用情勢が減速の兆しとなったのに続き、インフレ鈍化も鮮明となった7月第2週。
米FFRBにとってのヂュアル・マンデートに黄色信号が点灯したような状態となり、利下げ開始も時間の問題に。
市場の思惑としても9月利下げ開始をほぼ織り込む状態となり、これが原動力にもなってNY金は2400ドル台へと浮上。
夏場に向けて、最高値更新トライの様相にも。

短期的には三角保合い上抜けと一目均衡表の雲の上抜けの勢いが再加速、6月7日と26日の安値(2304)と6月21日高値(2382)で構成するダブルボトムの値幅(78ドル)分、さらに上昇した場合の水準、2460ドル近辺まで上昇する可能性も。
この週末水準2420ドル台からは、さらにもう一段上値を伸ばす可能性もあり、2450ドル台の最高値更新も射程圏内
7月後半と月末のFOMCに向け、年内利下げ見通しがもう一段進行するに連れ、NY金も一段高へと向かう可能性も。

最高値更新後の、次の上値目安としては、
5月安値と6月上旬と下旬の安値、5月高値で構成するトリプルボトム完成、
もしくは、
概ね2310ドルから2440ドル程度までの高値保ち合い上抜け、
と見れば、
保合い値幅130ドル分、さらに上昇した場合には2440+130=2570ドル。
年内利下げ見通し2回への確度が高まり、3回予想も台頭するようなら、2500ドル台後半も意識されるような展開となるかもしれません。

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