本日の金相場プラチナ相場

国内金価格・プラチナ価格とNY金相場・プラチナ相場、為替・ドル円相場のチャートとテクニカル情報を日々チェック。独自の相場観とデータ分析を元に相場動向を分析します。

NY金

1回めの上抜けトライ失敗、トレンド転換をかけたNY金9月の攻防

雇用統計後に米長期金利上昇とドル高の流れが続き、NY金は1980.2ドルの高値をつけて反落した流れが継続。結果的に中期トレンド転換となりうるNY金の9月相場において、1回めの三角保合い上抜けトライに失敗。ちょうど一目均衡表の雲のねじれ付近での雲の上抜…

1900ドルで反発のNY金、9月はダブルボトムと三角保合いの攻防

失業率が3.5%から3.8%へと上昇した米8月雇用統計では、労働参加率も上昇し、賃金はやや鈍化。雇用者数の伸びは足下で減少傾向ながら、過去の平常時レベルに戻ってきた状態。乱高下の反応となったNY金はドル安に連れて1980.2ドルまで急騰後に失速。その後は…

1900ドル維持のNY金、ダブルボトムの可能性も雲の下限で失速

1900ドルの大台手前で下げ渋ったNY金は今週、二番底をつけた可能性を残して反発基調へ。米8月PMIが想定以上に低調となったことなども材料視され、ダブルボトム形成に向けて一段高の展開も、週末にかけてはジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を受け…

ダブルボトムか一段安か、真夏のNY金は1900ドルの攻防へ

利上げ打ち止め観測も強まらず、リセッション懸念も強まらず、楽観見通しが崩れ始めて軟調局面が続く真夏のNY金。早期利上げ打ち止めと年内にも利下げフェーズ入り、といった安直なFRBの政策変更見通しや、これまでの利上げ効果と引き替えに景気悪化が進むだ…

NY金は雲の中で軟調局面、真夏の攻防ラインは61.8%戻し

強弱混在の7月雇用統計を経て軟調推移となったNY金は今週、7月CPIを通過しても軟調推移が継続。CPIは前年比で13ヵ月ぶりに上昇し、コアCPIは鈍化傾向継続も依然高止まり。年内追加利上げ観測が強まる状況でもないものの、打ち止め観測も強まらず。強いて言え…

強弱混在の7月雇用統計通過で利上げ終了見通しは、まだ雲の中

7月FOMCから次回FOMCまで雇用統計とCPIが2回づつ、これらを見極めて臨む9月FOMCでは、FOMCスタッフ予想として経済予想とFF金利見通しが示される予定。年内追加利上げの有無、即ち利上げ打ち止めの可否がかなり明確に示されることにも。さらに、その先には利…

インフレ鈍化継続も利上げ打ち止めには、もう少し時間が

7月FOMCでは予定どおりの0.25%追加利上げを決定。年内追加利上げについては決め手を欠く現状から、パウエルFRB議長はデータ次第、とその可能性にも含みを残すにとどまり、少なくとも年内の利下げは想定しない、と精一杯のタカ派姿勢を見せた格好にも。週末…

ゆるやかな反発基調継続のNY金、雲の上抜けには時間が必要か

米インフレ鈍化をきっかけにドル安の流れとなり、雲のねじれ付近で底打ちしたNY金の反発基調は半月余り続いて一服。ドル安も一服となって迎える7月FOMCでは0.25%の追加利上げをほぼ100%織り込みながら、その先の年内もう1回の追加利上げは進まず。一時30%…

雲のねじれで斜行三角保ち合いを上抜けたNY金の38.2%戻し

米国のインフレ鈍化が鮮明となり、米長期金利反落とドル安の流れにサポートされてNY金も反発基調へ。結果的に1900ドルの大台割れをギリギリ回避した6月末安値1900.6ドルで切り返し、5月以降の下向きの斜行三角保ち合いを上抜け。一目均衡表の雲のねじれのタ…

強弱混在の雇用統計にNY金7月相場の行方も混沌

6月雇用統計は強弱混在の結果となり、直後には乱高下の反応。しかし雇用者数の伸びが市場予想を下回って鈍化傾向となったこともあり、徐々にドル安の流れが強まったことを受けてNY金は反発へ。結果的に6月末の1900.6ドルが当面の底値となり、5月以降の下落局…

1900ドル割れ回避で年後半へ、NY金は追加利上げ2回の攻防へ

6月FOMC以降、年後半の「追加利上げ0.25%×2回」も選択肢、とのタカ派発言がパウエルFRB議長をはじめタカ派メンバーから繰り返し聞かれたことから、水準を切り下げてきたNY金。月末にはFRBが重視するコアPCEが市場予想を下回り、インフレ鈍化が意識されてい…

梅雨明け前に雲を下抜け、NY金はダブルボトム崩れで一段安

一目均衡表の雲の中での保ち合い推移は6月末まで続かず、梅雨明けを待たずして6月半ばにフライング気味に下抜け。年内2回の追加利上げ観測に押される格好となり、NY金は90日移動平均線(1957.8)を下抜けて雲の下限(1949.4)割れ、5月末安値と6月15日安値の…

中銀ウィーク通過後もNY金は雲の中、梅雨明けは月末月初?

予定どおり利上げ休止も次回以降の追加利上げの有無・回数・終了時期が焦点となった米FOMC、無条件利上げ継続のECB、大規模緩和継続の日銀会合と続いた2023年上半期最後の中銀ウィークが終了。日本列島の梅雨入りと同時に雲の中での揉み合いとなり、方向感模…

雲の中での6月相場、FOMC後のNY金は2030ドルか1940ドル割れも?

「6月据え置きで7月に0.25%の追加利上げ、年末までに1回は利下げ」が市場のメインシナリオとなる状況で、おそらくFOMCメンバのメインシナリオは「7月利上げ後は年末まで据え置き」と若干の開きを残した状態で迎える6月FOMCの週。揺れ動いた市場見通しがFRB…

強弱混在の雇用統計に利上げ見通しも混沌、NY金も6月は雲の中

米国の5月雇用統計は強弱混在。雇用者数の伸びは想定を大幅に上回り、大幅増が続く一方で失業率は底打ちから反転の兆しとなり、賃金上昇率もまだ高過ぎる水準とはいえ鈍化傾向は継続。FF金利見通しもタカ・ハト混在の様相が続き、雇用統計直前には利上げ停止…

雲の下限と中期サポートと追加利上げ=NY金の攻防ライン

4月以降の保ち合いレンジ、概ね1980ドルから2060ドルまでを維持し切れなくなった5月後半のNY金。1週間前には保ち合い下限1980ドルを割り込んでの急落も、いったんは急反発となって保ち合いレンジを回復し、一目均衡表の雲の上限にもサポートされたような状態…

債務上限問題進展の兆しと追加利上げ観測でNY金は急落も

4月21日から5月1日まで、ほぼ1990ドル台での推移となった期間を挟み、4月初日から5月15日までの間は2000ドルの大台を維持しての推移が続いたNY金。5月第1週にはあわや過去最高値更新というところまで迫りながらも、わずかに届かず。最高値更新失敗を引きずる…

利上げ終了も早期利下げ観測強まらず、NY金に多少の調整余地も

FOMC通過後、市場は利上げ終了を織り込み済。一部FRB関係者からは「必要なら追加利上げ」の可能性を指摘する声もありながらも、利上げ打ち止めを肯定も否定もせず。利下げフェーズ入りについては、市場は以前から年後半の利下げ開始を織り込み、FRBは年内維…

利上げ打ち止め観測で最高値トライのNY金、翌日に急反落

5月FOMCでは予定どおりの0.25%追加利上げ。FRBは今後の追加利上げ見通しを示さず、パウエル議長も利上げ打ち止めの可能性も否定せず。FOMC後には年後半の利下げスタートを織り込み始めた市場。この流れを受けてNY金は一時2080ドル台まで急騰し、過去最高値…

大台近付近で下げ渋るNY金、利上げ打ち止めなら最高値トライへ

雲のねじれ付近で2000ドルの大台へと水準を切り上げた4月のNY金、最高値更新トライ手前で失速する格好にもなり、次の雲のねじれ付近では大台割れ。4月最終週は大台維持をかけた攻防状態で下げ渋る展開も、2000ドルにはわずかに届かず4月を終了。FOMCからスタ…

雲のねじれで2000ドル超のNY金、雲のねじれで大台割れ

4月スタートと同時にNY終値ベースで2000ドルに到達したNY金、ちょうど3月末に一目均衡表で雲のねじれが生じた直後のタイミング。そこから3週間、2000ドル超での推移が続いたものの、2020年8月に記録した過去最高値2089.2ドルには届かないまま、21日には大台…

2000ドル台での乱高下、NY金は最高値更新か大台割れか

雇用統計の好結果を受け、3連休明けからスタートした週のNY金、連休前の2020ドル台から週明けには2000ドル付近へと水準を切り下げた月曜。この日、NY市場で一時的に2000ドルの大台を割れて以降は週末まで大台を割れることなく、2000ドル台での推移が継続。前…

揺れ動く利上げ見通しに2000ドル超のNY金、急反落リスクも

2000ドルの攻防ラインを突破して水準を切り上げた4月第2週のNY金。週末の雇用統計を前に2月求人件数や3月のADP雇用、PMIやISM非製造業景況指数など、複数の景況感指数や雇用関連指標が軒並み市場予想を下回る低調な結果となり、景気失速懸念とともに利上げ打…

追加利上げと年内利下げの攻防=NY金2000ドルの攻防

欧米銀行不安の後退とともにリスク回避の勢いも失速、その一方で米国ではインフレ鈍化の兆しも続いて市場の利上げ見通しはハト派に傾斜。株価反発の勢いが増すのに対してNY金にとっては強弱混在、上値も重くなる一方で下値もサポートされる状態に。結果的にN…

FRBと市場の思惑との乖離でNY金は一段高、2000ドルの攻防へ

金融システム不安も燻ぶり続ける状況で、3月FOMCでは市場予想通りの0.25%利上げ。パウエル議長は追加利上げも示唆し、ドットチャートはターミナルレート5.125%で年内維持も示唆。しかしハト派嗜好の市場はこれを受け入れず。追加利上げは織り込み切れず、…

金融システム不安で急騰、NY金は3年ぶり最高値更新トライも

ディスインフレから利上げペース加速へ、そしてインフレ動向を見極めて大幅利上げ再開か、減速か。あーでもない、こーでもないとFRBの見通しも二転三転。振り回される市場予想もかたまらない状況で、水面下では重要な問題が進行していたことが3月第3週に発覚…

斜行三角保合い終了のNY金、インフレ動向次第で反発か反落か

斜行三角保合いを繰り返してきたNY金は2月末に1810.8ドルの安値をつけて反発。3度目の、小さな斜行三角保合いを形成した3月初旬、パウエルFRB議長が議会証言で「利上げペース再加速」の可能性に言及したことを受けて急反落。小さな斜行三角保合いの先端付近…

斜行三角保合いを繰り返すNY金、短期戻り目安は1870ドル台

インフレ高止まりと雇用情勢の引き締まりを受けての利上げ打ち止め先送り懸念から2月に一方的に下落したNY金。月末には1810.8ドルの安値をつけていったん巻き戻しの展開に。結果的に11月安値から2月高値まで斜行三角保合いを形成し、その先端部分で折り返し…

インフレ高止まりで下落、NY金3月は雲の下限割れの攻防へ

2月半ばのCPIにPPI、月末にはPCEも予想を上回る結果となってインフレ高止まり。FRBのタカ派傾斜と利上げ継続、高金利維持長期化への警戒感からドル高の流れが一段と進行。1週間前には11月安値から2月高値の38.2%戻し(1838.9)ラインと雲の上限との交差ポイ…

インフレ鈍化減速、NY金は2月半ばの38.2%の攻防へ

月初には好調な米雇用指標の結果などを受けて急反落となっていたNY金。11月3日安値を起点に3ヵ月続いた上昇トレンドでは斜行三角保合いを形成し、その頂点付近での反落でMACDラインはシグナルラインをデッドクロス。調整局面入り濃厚となった2週間前の時点で…