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中期三角保合い上抜け失敗のNY金、FOMC通過で下方リスクに

中期三角保合い上抜け失敗のNY金、FOMC通過で下方リスクに

NY金は中期三角保ち合い上抜けをかけた攻防状態で臨んだ1月FOMC
3月FOMCでの利上げ示唆やテーパリングの早期終了、バランスシート縮小開始への言及など、ざっくりとした内容としては事前の予想通りとも取れる範囲内。それでもインフレ・リスクが想定以上との認識や、そのための対応(利上げ)に十分耐え得る程に米国経済は回復し、雇用情勢はもはや「完全雇用」との認識も示し、3月以降の毎回のFOMCでの利上げも否定せず。
パウエル会見からは想定以上のタカ派傾斜が滲む様子も。

結果的にNY金はFOMC直前の高値1850ドル台から週末の1780ドル台まで、3日間で65.9ドル、3.6%の急落。
中期三角保合い上限ラインに跳ね返され、2020年安値から高値までの38.2%戻しライン(1845.4)が抵抗線となり、52週移動平均線(1795.0)も割り込んで週足一目均衡表の雲の上限も意識されて雲の下限割れ。遅行線もロウソク足との揉み合いから下抜けて二役逆転。転換線も下回りながら基準線(1778.7)にはなんとか引っ掛かった状態に。
昨年8月安値を起点とする中期三角保ち合い下値サポートライン付近に位置し、2020年3月安値を起点とした中長期三角保ち合い下値サポートラインも意識される水準に。

中期的には保ち合い状態を維持しながらも、水準や流れ、情勢などから短期的には下方リスクが高まる状態にもなってきたようです。ただし、市場の思惑として、当面の利上げ見通しなどは反射的にタカ派傾向が強まった印象も否定できず、不透明感も漂います。

当面のインフレ動向などを踏まえて今年の利上げ見通しなどの不透明感が払拭されるに連れ、NY金にとっての方向感も見えてくることにもなりそうです。
短期的には米経済指標結果に一喜一憂しながら上下動を繰り返し、上下どちらかへと大きく動き出す為のエネルギーを貯めながら、中期的には横ばい推移の状態がもう少し続く?のかもしれません。

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中期三角保ち合い上抜けをかけた攻防状態で臨む1月FOMC(1/23)
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