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大幅利上げスタートへ、NY金は一時的に上昇チャネル下限割れも

大幅利上げスタートへ、NY金は一時的に上昇チャネル下限割れも

行き過ぎたインフレ高止まりを背景に、5月FOMCでは0.5%利上げが既定路線となるなか、6月には0.75%利上げも?という状況にもなり、今年秋にかけては大幅利上げフェーズの様相にも。
多少の景気減速を犠牲にしても、インフレ抑制が至上命題となるFRBの動向に警戒感も高まり、米株は4月に大幅安。NYダウは1ヵ月で1700ドル超、5%弱の下落となり、ナスダックはコロナショック時の2020年3月の10%下落を超え、13%超もの暴落状態に。

ドル高と長期金利上昇が重石となったNY金も軟調推移。4月の下落率は2%強にとどまるものの、3月上旬につけた高値2078.8ドルから4月末安値1870.9ドルまでは-207.9ドル、10%の急落。
4月半ばの反発局面も限定的となり、月末にかけては再び急落局面を形成中。このまま5月FOMCを迎えることを考慮すると、ここからの反発は限定的にとどまり、むしろ一段安へと向かう可能性のほうが高そうにも見えます。

昨年8月安値と12月安値、今年1月安値を結ぶ下値サポートラインとこれを上方向に並行移動した中期上昇チャネルの上抜けに失敗したNY金は4月後半、短期下落チャネルを構成中。
足下では90日移動平均線にも支えられていったん下げ止まり、ただし12月安値から3月高値の半値戻しで上値も押さえられた現状、その上には一目均衡表の雲の下限、20日移動平均線や雲の上限など抵抗帯候補が並ぶ状態にも。この短期下落チャネルは抜け出したとしても、しばらくは上値の重い展開を余儀なくされる可能性は高いのかもしれません。

FOMC後に一段安へと向かった場合に想定される安値水準としては、
3月高値(2078.8)から3月末安値(1893.2)までの下落幅=185.6ドル、4月高値(2003.0)を起点にN計算値を適用(2003-185.6)した場合の安値目安は1817.4ドル。
中期上昇チャネル下限割れへ、一時的には行き過ぎる場面もあるかもしれません。

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