本日の金相場プラチナ相場

国内金価格・プラチナ価格とNY金相場・プラチナ相場、為替・ドル円相場のチャートとテクニカル情報を日々チェック。独自の相場観とデータ分析を元に相場動向を分析します。

高値ピークのサイクルは3-4ヵ月、NY金の次回ピークは11月?

高値ピークのサイクルは3-4ヵ月、NY金の次回ピークは11月?

2019年夏、それまで5年余りNY金の高値抵抗水準として上値を押さえ続けてきた1350ドル近辺を完全に上抜け、上昇トレンドがスタートしました。
最初の高値ピークとなったのは9月4日高値1566.2ドル。
急騰局面を形成し、過去5年間の高値抵抗水準からは200ドル余り水準を切り上げた後は、数ヵ月の調整局面入り。

2番めの高値ピークは年明け、2020年1月8日高値1613.3ドル。
2013年3月以来、6年10ヵ月ぶり高値となって1600ドルを超えました。
年末に調整を終えて急騰局面再開となり、前回ピークからは4ヵ月経過し、50ドル程ピーク水準を切り上げました。

3番めの高値ピークは4月14日高値1788.8ドル。
2012年10月以来、7年半ぶり高値に到達。
2月末以降は1月高値を更新し、既に2番めのピーク水準を超え始めてはいましたが、コロナショックの乱高下をはさんで高値更新後に一服となった状態をピークとみなせば、前回ピークからは3ヵ月余り経過し、高値ピークを170ドル強切り上げたところで落ち着きを取り戻しました。

4番めの高値ピークは8月7日高値2089.2ドル。
史上初めて2000ドルを超えての高値ピーク切り上げ。
4月以降はしばらく横ばい推移が続き、日柄調整を終えて6月末から高値更新再開、7月末以降は過去最高値更新となる急騰局面を形成。前回ピークからは4ヵ月弱経過し、300ドルの上昇。

そして、最後のピークアウトから1ヵ月余り経過した現在、150ドルほど水準を切り下げて保ち合いレンジを縮小しながら調整局面が続きます。
ここまでの高値ピークをつけたサイクルは、概ね3ヵ月から4ヵ月程度。

2019年夏以降の上昇トレンドはもう少し続く可能性があるとの前提に立てば、次回の高値ピークは3ヵ月後なら11月上旬
11月3日、米大統領選前後は要注意日となるかもしれません。

スポンサーリンク
 


NY金、9月相場の行方は「雲の中」?(9/6)
夏場の上昇トレンドvs8月の下落トレンド、NY金8月末攻防(8/30)
押し目買い、のち戻り売り、NY金は横ばい推移(8/23)