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中期三角保合い下放れ、NY金は139日ぶりの1900ドル割れ

中期三角保合い下放れ、NY金は139日ぶりの1900ドル割れ

2020年夏には41日間連続で1900ドル以上での推移、2022年春には39日間連続1900ドル以上、そして2023年には3月13日から9月26日まで、過去最長となる138日間連続1900ドル以上での推移。
そして今週、139日ぶりに1900ドル割れとなったNY金。
ドル高基調が続いたなかでも比較的高止まり状態が続いてきたNY金は、ここに来て急落の展開に。
追加利上げが示唆された9月FOMC後に、その信ぴょう性はともかく、高金利の長期間維持については徐々に浸透し始めた感もあり、来年の比較的早期の利下げ観測が急速に後退していくに連れ、徐々に下支え圧力が萎えてきた格好にも。
結果的には、ようやく保合い推移を抜け出し、中期三角保合下放

1週間前の見通しで、下方ブレイクとなった場合の想定として、
>月末月初に向けて9月安値(1921.7)を下回るようなら、
>1968.9-(1980.2-1921.7)=1910.4ドル、1910ドル近辺までは下げやすく、この近辺で下げ止まらず、8月安値(1913.6)も大きく下回るようなら、
>1980.2-(2010.9-1913.6)=1882.9ドル、1880ドル付近までが短中期調整目安に。

この週末、9月末安値で1862.3ドルまで下落し、1週間前の見通しを達成。
雇用統計など次週の指標結果次第ではさらに一段安となる可能性も否定できす、そうなった場合には、
6月安値(1900.6)を大きく割り込んだこともあり、
2010.9-(2085.4-1900.6)=1826.1ドル、1820ドル近辺までの下落余地は想定可能。
勢い余れば、
2月安値圏、1810ドル近辺までが意識される可能性も。

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