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中東情勢リスクに雇用統計サプライズ、NY金の高値保ち合い

中東情勢リスクに雇用統計サプライズ、NY金の高値保ち合い

ヒズボラとの紛争がエスカレートしてイスラエルレバノン侵攻。ヒズボラ幹部殺害などに対する報復としてイランからは弾道ミサイル180発超がイスラエルに。
これに対してイスラエルはイランへの報復を示唆。
中東情勢が緊迫化、地政学リスクがエスカレートし続ける状況下で安全資産としての金買い圧力も強まり、9月13日に2600ドルの大台を超えたばかりのNY金は、その9営業日後、26日には一時2700ドルの大台超え。
反動安となってその2日後には2650ドル割れの安値をつけたものの、その後は下げ渋り。米国での利下げフェーズ入りと今後の大幅追加利下げ観測などもNY金の下支え要因となり、10月第1週にかけては概ね2650ドルから2700ドルまでのレンジで高値保ち合いを形成。

そしてこの週末、米9月雇用統計のポジティブ・サプライズによって米長期金利が急騰し、ドル高も急進。これに呼応する形でNY金は急落で反応も、高値保ち合い下限となる2650ドル付近で下げ渋って反発。
長期金利もドルも、急騰後の水準付近で高止まり状態となったのに対し、NY金の急落は一時的にとどまって折り返す形に。予想以上の押し目買い圧力に下支えされたような格好にも。

地政学リスクがなければ、調整局面がもう一段進行してもおかしくはなさそうな状況にも。
今後、中東情勢がある程度の緊張緩和へと向かうか、もしくは米国の大幅利下げ観測が一段と後退していくようなら、NY金は調整局面形成へ。
高値保ち合い崩れとなって2650ドル割れへ、2600ドル台前半へと主要レンジを下方シフトする可能性も。

逆に、イスラエルを巡る中東の緊張状態が続き、あるいはさらにエスカレートしたり、米国の大幅利下げ観測再燃などがあれば、一段高へと向かう可能性も。
そうなればNY金は2700ドルを超えて2750ドルまでのレンジへと上方シフトする可能性も。

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