10月末に2800ドルの大台に到達したNY金は90日移動平均線を大きく上回り、20日移動平均線にサポートされて6月末から4ヵ月続いた上昇トレンドにピリオドを打ち、調整局面入り。
11月序盤に20日移動平均線を割り込んでトレンドが崩れると急降下、11月半ばには90日移動平均線を割り込んだところでようやく下げ渋り、一目均衡表の雲の下限にもサポートされて反発へ。
この間、6月末安値(2304.7)から10月末最高値(2801.8)までの半値戻し(2553.3)を達成して折り返し。
11月後半の反発局面では、再び雲の上限超えへと急上昇して20日線超えで急失速。
この間、10月末高値から11月安値(2541.5)までの61.8%戻し(2702.4)を達成して反落。
月末の反落局面では、20日線と雲の上限を突き抜けて90日線にサポートされて下げ止まり。
この間、11月安値から11月25日高値(2723.2)までの61.8%戻し(2610.9)を達成して反発。
月末の小反発局面では、20日線を超えて雲の上限では上げ渋り。
この間、11月25日高値から26日安値(2605.3)までの61.8%戻し(2678.2)を達成したところで11月を終了。
乱高下となった11月は61.8%戻しを繰り返してレンジを縮小してきたNY金。
今回も61.8%戻しで折り返す形となって12月をスタートする可能性も。
雇用統計、CPI経由FOMCで方向感見極めフェーズとなる12月前半は、雲の中での保ち合い傾向となる可能性も。
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