6月末安値2304.7ドルから上昇、調整のサイクルを4回繰り返し、1週間前には5回目の上昇局面で2772.6ドルの高値をつけていたNY金。
その日(10/23)の急反落で2722.1ドルの安値をつけていたことから、5回めのピークをつけて調整局面の途中か、もしくは上昇途中の一服で5回めのピークはまだつけていないのか、
という状況に。
6月末から9月まで4回の上昇局面では、上昇率にして6.9%から8.2%、平均7.6%。
5回めの上昇局面が10月23日高値(2772.6)でピークアウトなら、10月10日から23日までの上昇率は5.9%。
若干の物足りなさも残っていました。
結果的に今週、10月30日高値で2801.8ドルまで上昇。翌31日安値では2741.8ドルまでの急反落。
これで5回めの上昇局面がいったんピークアウトし、調整局面入りした可能性も高まる状況に。
10月10日安値を起点とした5回目の上昇局面の値幅は183ドル、上昇率は7.0%となり、これまで4回の平均、181.7ドル、7.6%にかなり近い数値に。
5回めの調整局面としては、現状の下げ幅は60ドル、上昇値幅に対する調整率としては32.8%。
これまで4回の調整局面では、値幅は最小67.7ドルから最大136.5ドル、平均103.2ドル。調整率では最低40.6%から最大74.3%、平均57.0%。
現状の調整局面がこれまで4回の平均並みとなった場合の水準は2697.5ドル。
FOMCを経て、2700ドル近辺までの調整は想定できそうです。
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