本日の金相場プラチナ相場

国内金価格・プラチナ価格とNY金相場・プラチナ相場、為替・ドル円相場のチャートとテクニカル情報を日々チェック。独自の相場観とデータ分析を元に相場動向を分析します。

最高値更新続くNY金は日足でも斜行三角保合い、高値警戒モードへ

最高値更新続くNY金は日足でも斜行三角保合い、高値警戒モードへ

米国の個人消費の堅調ぶりが確認され、リセッション懸念が後退したことで9月の大幅利下げ観測も後退。それでも9月からの利下げ開始はほぼ確実視され、その先の利下げフェーズ入りも揺るがない状況となり、NY金は高止まり。
ウクライナ、中東情勢などの地政学リスクも続き、中央銀行の金買い需要に中国の金消費需要によるサポートも続くなか、金利低下とドル安局面も生じやすい状況となり、最高値更新も止まらない展開に。
そんななか、週足に続いて日足でも高値圏での斜行三角保合いを形成し、高値警戒モードの様相にも。
ただし、週足との違いはMACDやRSIなどが緩やかに上昇し、逆行状態とはならず、反落警戒感よりも、引き続きもう一段の堅調推移も予想されそうな状況のようにも。

この夏場の上昇局面では、
6月末安値(2304.7)から7月最高値(2488.4)までの上昇値幅(183.7)を、7月25日安値(2351.9)を起点に加算するN計算値=2535.6ドル。
既にこの水準には到達し、一服感も生じやすい反面、一段高へと向かうなら、
7月末安値(2351.9)から8月初旬高値(2522.5)までの上昇値幅(170.6)を、8月5日安値(2403.3)を起点に加算するN計算値=2573.9ドル。
8月後半、2570ドル超へともう一段上値を伸ばす可能性は十分想定できそうです。

スポンサーリンク
 


NY金の中期バイイング・クライマックスへの警戒感(8/11)
9月利下げの可能性、即確定へ、NY金は2500ドル台へ高値更新(8/4)
7月FOMCで9月利下げ示唆?ならNY金は高値更新再トライも(7/28)