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NY金2000ドルの大台再トライへ、チャンスはFOMC直後?

NY金2000ドルの大台再トライへ、チャンスはFOMC直後?

NY金は年初の急騰で1900ドル台へと浮上。
2020年4月以降、NY終値ベースで金価格をレンジ分けすると以下のとおり。
主要レンジ(合計92.13%)
LOWER-RANGE(1700-1800)=38.34%
MIDDLE-RANGE(1800-1900)=37.50%
UPPER-RANGE(1900-2000)=16.29%
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UPPER-EXTRA-RANGE(2000以上)=1.12%
LOWER-EXTRA-RANGE(1700未満)=6.74%

このうち、1900ドル以上での推移が連続10日以上となったのは4回のみ。
1回めは2020年7月末から41日連続。この時に2000ドル台へと上昇し、過去最高値(2089.2)を記録。
2回めは2020年10月後半の10日連続。
3回めは2022年2月末から4月後半にかけての39日連続。この時にも2000ドル台へと上昇し、過去2番めの高値(2078.8)を記録。
そして4回めは2023年1月13日以降の10日連続、が現在進行中。

1900ドル台での推移が10日以上続いた場合、過去3回のうち2回で2000ドル超へと急騰。2000ドルに届かなかった2回めの時を、今回は高値水準などでは上回っており、週明けも1900ドル台を維持できれば期間的にも単独過去3番めに。
なお、2000ドル超へと急騰したケースでは過去2回とも、1900ドル台へと上昇した勢いのまま、2-3週めまでに2000ドル超の高値を記録。
1900ドル台足掛け4週めとなる次週、インフレ鈍化も確認された直後のFOMCで、今後の見通しがハト派傾斜となるようなら、過去1.1%しかない2000ドル超を試しに行くチャンスとなるかもしれません。

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