本日の金相場プラチナ相場

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下落トレンド脱出、上昇基調持続へのNYプラチナ攻防ライン

下落トレンド脱出、上昇基調持続へのNYプラチナ攻防ライン

強弱混在となった米9月雇用統計の結果を受けて瞬間的に急騰となったNY金、この流れにも追随して大きく水準を切り上げたNYプラチナ。
それほど悪くもなく、労働市場の回復基調はそこそこ順調に継続、との見方から長期金利低下とドル安も一時的にとどまり、NY金は雇用統計前の水準へと急反落。
10月8日高値では1041.7ドルまで上昇し、NY終値では1028.2ドルまで戻して10月第2週を終えたNYプラチナは、程々の好結果となった雇用統計後のNY金の急反落には追随せず、大台回復後の水準を維持して短中期的な下落トレンドを抜け出した可能性も。

その流れを維持できるかどうか、NYプラチナの目前には複数の攻防ラインが立ちはだかります。

・90日移動平均線:1037.4ドル
・5月高値(1281.4)から9月安値(892.6)の38.2%戻し:1041.1ドル
・日足一目均衡表の雲の上限:1049.6ドル

NYプラチナ 週足・一目均衡表

・週足一目均衡表の雲の下限:1032.5ドル
・週足一目均衡表の雲の下限(10月後半):1053.0ドル
・2月高値(1348.2)から9月安値(892.6)の38.2%戻し:1066.6ドル
・52週移動平均線:1080.0ドル

1040ドル前後の水準は、かなり強めの抵抗水準となる可能性もありそうです。
これを突破して1000ドル台後半へと水準を切り上げることになった場合には、それなりの上昇トレンド形成へと向かう流れがスタートすることにもなりそうです。

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