本日の金相場プラチナ相場

国内金価格・プラチナ価格とNY金相場・プラチナ相場、為替・ドル円相場のチャートとテクニカル情報を日々チェック。独自の相場観とデータ分析を元に相場動向を分析します。

相場見通し

インフレ鈍化減速、NY金は2月半ばの38.2%の攻防へ

月初には好調な米雇用指標の結果などを受けて急反落となっていたNY金。11月3日安値を起点に3ヵ月続いた上昇トレンドでは斜行三角保合いを形成し、その頂点付近での反落でMACDラインはシグナルラインをデッドクロス。調整局面入り濃厚となった2週間前の時点で…

南アの国家的「災害事態」宣言でNYプラチナもトレンド転換点へ

南アフリカでは電力不足問題の深刻化により今週、ラマポーザ大統領が国家的な「災害事態」を宣言。南アでは慢性的な電力不足が社会問題として常態化、しばしば経済への悪影響をもたらします。今回もエネルギー不足は深刻化、現状の計画停電は過去最悪の状況…

大台トライ失敗のNY金、要注意ポイントは2月半ばの38.2%

2年7ヵ月ぶり安値となる1618.3ドルで底打ちしたのが2022年11月3日、これで反転したNY金は急騰して20日移動平均線を上抜け。これが、その後3ヵ月に及ぶ上昇トレンドの始まりに。12月には1800ドル台、年明けには1900ドル台へと水準を切り上げ、徐々にレンジを…

NY金2000ドルの大台再トライへ、チャンスはFOMC直後?

NY金は年初の急騰で1900ドル台へと浮上。2020年4月以降、NY終値ベースで金価格をレンジ分けすると以下のとおり。主要レンジ(合計92.13%)LOWER-RANGE(1700-1800)=38.34%MIDDLE-RANGE(1800-1900)=37.50%UPPER-RANGE(1900-2000)=16.29%-----UP…

NYプラチナの中長期三角保合いと短中期上昇チャネル

NYプラチナは2022年末にかけて1000ドルの大台を回復し、年末年始の急騰局面では1100ドルトライ、1110ドルの高値を何度か試して反落、1月半ばには1040ドル台で下げ渋り。NYプラチナは2023年、序盤から既に重要な攻防を迎えているようです。中長期的には2020年…

週足三役好転、アッパーレンジのNY金はまもなく2000ドルも

賃金上昇率低下にCPIの伸び率鈍化、インフレ期待も低下傾向持続など、年初から米国のインフレ圧力緩和材料が続出。これを受けて早期の利上げ打ち止め観測も優勢となり、ドル安基調にサポートされてNY金は急騰局面を形成。一目均衡表では日足に続いて週足でも…

強気スタートの2023年NY金、斜行三角保合いで反落警戒感も

2022年秋に1620ドル近辺の安値を3度つけて底打ちしたNY金、トリプルボトムを完成した勢いのまま、上昇トレンドを維持して年末年始を通過。やや乱高下気味の上下動を繰り返しながら12月は横ばい推移からゆるやかに上昇基調へ、年明けも好調な米雇用指標結果な…

上昇vs下降チャネル、プラチナのクリスマス明けの攻防

NYプラチナは今年3月に1197.0ドルの高値をつけて以降、下落トレンドがほぼ半年継続。そして9月1日安値796.8ドルで底打ちした後は上昇トレンドへ。上昇チャネルを形成して水準を切り上げてきた流れは、11月にチャネル上限ラインを突き抜けて1074.1ドルまで急…

2023年、NY金は金融政策転換時期見極めフェーズへ

CPIが予想外に下振れ、FOMCでは2023年のFF金利見通しがややタカ派的との見方を受けて米株市場などの過剰反応にも影響された感もあり、若干乱高下気味の上下動となったNY金。それでも概ね想定の範囲内とも言え、年内主要イベントを波乱なく通過した状態にも。…

NY金はロワーレンジからミドルレンジへの移行をかけた攻防へ

2020年4月以降、NY金は1700ドルから2000ドルまでが主要レンジとなっています。12月9日までの全営業日数680日のうち、1700ドル以上2000ドル未満でNY市場を終えた日数は624日。割合にして91.8%。直近では11月3日に1618.3ドルの安値をつけて反発。利上げ打ち止…

年末の攻防前倒し、NY金は1800ドル台へとフライング?

パウエルFRB議長が12月の利上げ幅縮小の可能性を示唆したことを受けてドル安の流れが急速に強まり、株高とともにNY金も急騰。インフレ指標鈍化やISM製造業景況指数の悪化なども追い風となってドル安・金高の流れは加速。雇用統計上ブレに伴う巻き戻しも週末…

12月FOMCから年末へ、NY金は1800ドル台か1700ドル割れか?

利上げペース減速か、その度合いとターミナルレートの水準は?市場の焦点が絞られた状態で11月雇用統計やインフレ指標などを踏まえて12月半ばのFOMCへ。11月初旬に底入れの可能性を示したNY金は、トリプルボトムを形成しての反発基調も11月高値1791.8ドル(3…

脱下落トレンド後の攻防、NY金は第一関門目前で急失速

米10月CPI鈍化をきっかけに、ドル高の巻戻しとともに今年の下落トレンドからは抜け出した可能性が高まるNY金。下落トレンド脱出後の流れを確立し、それなりの反発局面形成へと向かう為の当面の攻防ラインは以下のとおり。1)1794.2ドル近辺・・・3月高値か…

インフレ鈍化で利上げペース減速へ、NY金は脱下落トレンド進行

米国の10月消費者物価指数の伸びが予想よりも鈍化したことを受けて米長期金利低下どドル安の流れが急速に進行。対象的に急騰となった11月第2週のNY金。今年3月高値(2078.8)を起点とする右肩下がりの上値抵抗線を突破すると一段高。1週間前の一目均衡表の雲…

利上げペース緩和観測で三番底、NY金は脱下落トレンドの攻防へ

1620ドル近辺の安値で二番底をつけて反発も失速した10月末。11月FOMCでは利上げペース緩和の可能性も示された声明文ではハト派ムードが強まる場面もあったものの、パウエルFRB議長会見では利上げ終了時期の検討も時期尚早と、市場の楽観ムードを牽制。逆にタ…

二番底からの反発は失速、FOMC後のNY金はミニ・二番底の攻防へ

FRBの利上げペース減速観測台頭を背景に二番底をつけて反発したのが1週間前、少し前に二番底をつけて反発に転じていたNYダウが一段高となったのに対し、NY金の反発は限定的に。米長期金利とドル高の調整が一服し、この週末にはコアPCEが再上昇したことなども…

利上げペース減速検討観測、NY金は二番底で反発

週末21日には、11月FOMCで利上げペース減速の時期についても検討されるのではないか?との思惑が台頭。セントルイス連銀のブラード総裁、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の発言では利上げ継続を前提としながらも、来年には慎重姿勢に転換することも示唆…

インフレと大幅利上げ収束メド立たず、NY金は再び1670ドル割れ

9月末に1622.2ドルの今年安値をつけて反発基調となっていたNY金は、今年高値3月の2078.8ドルを起点とする上値抵抗線にしっかり上値を押さえられて反落。一目均衡表の雲の下限手前、1738.7ドルが10月高値となって折り返すと転換線や基準線も下抜けて三役逆転…

900ドル台後半、大台手前はNYプラチナの厚い壁

NYプラチナは今年、3月9日に1197.0ドルの高値をつけて以降は下落局面を形成。FRBの大幅利上げフェース進行に伴い、欧米株の下落とNY金の軟調推移にも連動する形でプラチナも水準を切り下げ、夏場以降は800ドル近辺では下げ渋り。利上げフェーズの終着点見通…

中長期的にも短期的にも重要水準、NY金は1670ドル台の攻防

2020年8月につけた過去最高値2089.2ドルと2022年3月高値(2078.8)とで構成する中長期ダブルトップは、ネックラインとなる2021年3月安値(1673.3)を割り込んだことで完成。中長期的には、もう一段の軟調局面を構成する可能性も高まったNY金。このネックライ…

タカ派見通しでドル高株安、NY金はWトップ後の軟調局面継続へ

9月FOMCでの0.75%利上げは想定どおり、年末までの利上げ見通しも想定の範囲内。ただし2023年にも追加利上げで最終的には4.625%までの利上げ、利下げフェーズ開始は2024年以降。過去の実績からもFOMC見通しどおりとなる可能性は極めて低いものの、現時点で…

中期トリプルボトム崩れでダブルトップ完成、正念場のNY金

米8月CPIが予想されたほど鈍化せず、コアCPIは再加速の兆しとなったことを受けて9月FOMCでの1%利上げ観測が急浮上。発表当日の13日に1200ドル超、3.9%の急落となったNYダウ程ではないものの、NY金も15日にかけて1700ドル割れへと急落。週末のミシガン大消…

二番底をつけて反発のNY金、三役逆転脱出をかけた攻防続く

インフレ動向とFRBの利上げ見通しへの思惑からの上下動が続く米株の動きにも概ね追髄する形にもなってきたこの夏のNY金。年内で利上げフェーズを終えて来年の早い時期にも利下げスタートも、との楽観見通しが否定されたことで一方的に下落してきた8月相場を…

2度めの中期ダブルトップ完成トライのNY金、いったんは反発も

中期ダブルトップ完成(=中期トリプルボトム崩れ)をかけた重要水準での攻防が続くNY金。7月安値(1678.4)で反発して以来、1ヵ月ぶりに中期重要水準トライとなったNY金は今週、米株とともに下落基調が続いて一時1700ドルの大台割れ。しかし、中期重要水準…

ジャクソンホールで反落、それでもNY金は雲のなか

インフレに鈍化の兆しが見られ、7月後半からは反発の流れとなったNY金は8月前半、3月高値から7月安値までの38.2%戻し(1831.4)付近で頭打ち、楽観見通しの軌道修正を図るFRB関係者のタカ派発言などを受けて反落の流れも、やや一方的となり過ぎた8月第4週に…

インフレと利上げの終着点まで1700ドル台?NY金の重要水準

CPI鈍化の兆しをきっかけに大幅利上げ見通し後退とともにドル高一服となって1800ドル台を回復していたNY金は今週、FRB関係者の相次ぐタカ派発言などもあり、巻戻しの展開となって長期金利上昇とドル高進行とともに1760ドル台まで急反落。週足では52週移動平…

インフレ鈍化、NY金は3月以降の下落トレンドは脱却したけれど

今週発表された米7月の消費者物価指数(CPI)は前年比+8.5%など、主要インフレ指標が市場予想を下回って伸び率ではピークアウトの兆しを示したことで大幅利上げ継続観測は後退。9月FOMCでの0.75%利上げ確率は低下し、今週末時点では0.5%利上げがメインシ…

3月から続くNY金の下落トレンド脱却を阻む壁

7月末FOMC以降のNY金の急反発局面の原動力としては、1)次回9月以降の利上げペースは減速するのでは?との市場の思惑を誘発したパウエルFRB議長の曖昧な言動2)米第2四半期GDP速報が2四半期連続のマイナス成長=リセッション、高インフレを伴うスタグフレー…

FOMC通過とスタグフレーション懸念でNY金は底打ちへ

想定どおり0.75%利上げとなった7月FOMC、次回見通しは「データ次第」。インフレ収束見通しも不明なら、大幅利上げ継続に伴う景気後退への影響も不明、と言わんばかりのパウエルFRB議長発言を都合良く解釈した市場はハト派化への思惑が強まり、ドル安と株高…

中長期重要水準1690ドル、NY金は底打ちをかけた攻防へ

ECBが11年ぶりの利上げで政策金利を0.50%引き上げ、米国では経済指標悪化が目立ち、週末にはPMIが節目50割れ。米10年債利回りが急低下、ドル高の巻戻しも進行したことに連れて週後半にはNY金もようやく反発。週足では6週ぶりの反発で下ヒゲ陽線を形成。その…